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2005年10月27日 (木)

『絶対少年』横浜編・舞台訪問 ~(5)大岡川の訂正

エピローグまで付けちゃった後ですが…。

「(4)野毛小路&大岡川」編のへコメントにて、「横浜散歩人・・・昔。」さんから、

》 黄金橋と推測されているのは都橋と思われます。

とのご指摘を受けました。実は、都橋をきちんと観ていなかったもので、大慌てで再訪問して参りました。

言い訳しちゃいますと、都橋は遠目に見たときに、

  • 街灯のグローブ(電球傘)部分が、劇中と違って四角くない
  • 欄干に、巨大な柱とオブジェがある
  • 柵や街灯の柱が、一本ではなく、細めの複数の柱を並べた、凝った意匠である
  • 柵が一直線ではなく、蛇行しており、その横にはみ出た部分に街灯が立っている

と、ずいぶん違ったもんで、細かく観なかったんですが…

大岡川・都橋

15_11

この位置で見ればそっくり! 欄干の柱とオブジェは両端にしか無かったので写らないし、グローブが四角くないというのは俺の勘違い。正立方体の八つ角を斜めに切り落とした、八角形をしていたので、この方向から観れば殆ど四角です。その他の違っている部分も、ほとんど気になりません。

なにより、黄金橋よりも大きい曲率で反っているため、劇中シーンのような、山なりになった歩道を見ることが出来ます。

また、ご指摘にもあったのですが、後ろの建物の幾つか、特徴的なものが、そのまま描かれています。例によって奥側は位置がずれてしまって(意図的にずらされてもいる)わかりづらいので、番号を振ってみました。

  • (1)灰色の天井で、二層になって横長に伸びてる建物
  • (2)ベージュ色の、のっぺりした壁面の小さな真四角の建物(←交番です)
  • (3)機械室が上に突き出て、交差点に面した角が45度切り取られた白いビル

CIMG1047 (3)については、上の写真のアングルではほとんど写っていません。もっと後ろから撮った、右の写真をご覧下さい。

左右を反転させてやれば、ぴったり同じ形のビルになるのがわかるでしょう。

さらに(1)は、他のシーンでも登場する、かなり特徴的な建物です。これを知らなかったのが俺の間違いの原因だったのですが、ここもけっこう著名なスポットだったのです。

CIMG1061都橋商店街

前にも書いた通り、野毛の一帯の商店街は戦後の闇市が起源なんだそうですが、この都橋商店街はその頃の名残を色濃く残した場所。2階建ての建物が、川の護岸にそのまま張り出して、小さな店舗がびっしりと長屋のように詰まっています。

橋の中央で待ち合わせる、希紗と成基のシーン↓。上流側に都橋商店街が見えます。…奥行きの感じが違いすぎる…広角レンズでも使えばいいのかしら。

15_12

劇中では暗い色で描かれていてあまり目立っていませんが、確かに、川のカーブに沿って先の方まで垂直にそびえ立つ2層の建物は、都橋商店街そのものです。

実際の都橋商店街を見ると、確かに店の扉がある奥の方は薄暗いのですが、表の緑の柵、無数に並んだ看板などで、雑然とした色彩に溢れ、それが川面から高いところに張り出しているもんだから、圧倒されそうな威容を示しています。この辺りのランドマークになっているというのも頷けます。

さらにご指摘があったのが、大岡川プロムナード。末吉橋~太田橋間である、と俺は思ったのですが、先程の都橋を撮った場所から、ほんの少し左のところに、もっと似通った光景が見られるのです。

大岡川・プロムナード(都橋~宮川橋間)

14_09

対岸に都橋商店街が見えているばかりか、電柱左側の張り紙、車道際の植え込みまでばっちり同じですよ!

いやはや、これだけ一致すれば、黄金橋は間違い都橋が正解であるのは明らかですね。 本当に、ご指摘ありがとうございました!

しかし…希紗に成基よ。こんな、狭い上に人通りのあるところじゃなく、すぐ後ろにある福富町西公園で話せ!(笑)

おまけ

エピローグで紹介した、見つからなかったスポットについて。探索中に見つけた、一番似ている光景です。

13_14

ここで撮りました。トンネルじゃなくて、ガード下ですので、もちろん上にあがる道なんかありません。しかも天井に明かりが無いし、ガードレールどころか二車線分ないし、高さ制限2.0mって狭すぎ…。

14_06

野毛町の一角にあった、洋食屋じゃなく、ジャズ喫茶です。赤い幌屋根の他は、ガラス窓の入った木のドアと窓との配置、一部にレンガが使われてるところなんかが似ています…? 一番似てはいたけれど、同じところを探す方が難しい有り様ですね(笑)

引き続き、これらのスポットのモデルについて、情報をお待ちしております。

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2005年10月19日 (水)

『絶対少年』横浜編・舞台訪問 ~エピローグ

ここまで御覧の通り、有名スポットにばかり行って珍しくもない写真を撮ってますが…。珍しい場所も探したんですよ! ただ見つからなかっただけで…(-~-)

13_14

WANTED!!①

どうしても探し出したかったのが、このトンネル。希紗がブンちゃんと出会う、記念すべきスポットです!

一見するとガード下みたいですが、左の坂から上にあがれるところを見ると、立体交差のようなモノでしょうか?

13_14

ガードレールのある歩道から、階段をあがると、柵つきの通路?があるという、実に特徴的なトンネルです。

前後の描写から場所を推測すると、

  • トンネルは、JR関内駅から希紗の自宅のマンションまでの、帰宅途上にある
  • 最初は電車で帰ろうとするが、徒歩でも帰れる、という距離
  • 関内駅から出て、イセザキモール前の橋を通った。つまり関内駅から北もしくは西の方角
  • 希紗の部屋の窓から見えた、みなとみらいのビル群の配置(↓)により、みなとみらいから南西の方角に希紗のマンションがあるとわかる

13_21

といった点から、希紗のマンションは京浜急行日ノ出町駅から黄金町駅あたり住宅街にあり、問題のトンネルはそこからJR関内駅までの間にある…んだと思ったんです。

これがさっぱり見つからない。詳細な道路地図を見ても、このようなトンネルが近辺に見つからず、闇雲に歩き回ってもみたけれど徒労に終わり…。

さらには、トンネルのシーンを印刷して、何カ所かの交番および巡邏中の警察官にも道を聞いてみたんですが、全員「見たことがない」「この近所にはトンネル自体がほとんどない」とのこと。(警察の皆さん、その節はご面倒をおかけしました…。どなたも真剣に考えてくださって、ありがたい限りでした。)

南太田駅まで捜索範囲を広げるべきだったか…あるいは全然違うところにあるのかなあ。これを読んでいる方で、このトンネルのモデルの所在地がわかった方、ぜひお教え下さい。メールはこちら、もちろんコメントでもかまいません。

14_06 WANTED!②

もう一ヶ所探したのが、キッチン「ときみや」。おばあちゃんのハナさんがやってる小さなレストランで、りえぞーのバイト先、須河原の下宿先ですね。

店の規模も、周辺の様子も、野毛の商店街そっくり。話の流れからも、あの一帯に違いないと思い、野毛町1・2丁目と宮川町1・2丁目の商店街を、タテヨコタテヨコと全ての路地を歩いたんですが…これまた見つからない!(-~-) 多少なりとも似ている店さえありませんでした。

そもそもこの商店街、飲み屋の割合が高く、食堂も魚料理か中華料理が多くて、洋食屋は気付いた限りで一つだけ…。「もし、モデルのレストランが見つかったら、ハンバーグを食べて創業60年の味を堪能しよう」という当初の企みは潰え、この時の昼食はモスバーガーでした(笑)。まあ、劇中にも「ヨスバーバー」が登場しますけど(^^;

この他、希紗や成基のマンションもいちおう探したけど見つからず(マンション多すぎ&範囲広すぎ…)、大和不動産は、何軒か不動産屋さんを見ましたが、どれも似ておらず。歩の実家は、16話の電話シーンの背景で描かれているJR根岸線の山手駅が最寄りのようですが…その次に描かれている階段とか路地とかが、どちらの方角なのかさえわからず、最初から捜索を断念。だって、捜索範囲が、これまでに歩いた全域の広さに匹敵する上、全て坂道、住宅地だから当然路地は細かく入り組んでるし! 見事たどり着いたオカカ婆に教えを請いたい(笑)

  ******

舞台訪問の結果報告は、これでおしまいです。

読んでくださった皆さんもお疲れさま。行った俺も、2日間・計10時間以上歩いて、そりゃもー疲れました、って言うか足をしたたかに痛めました(爆)。普段運動を全くしないのに、突然ムチャをしたもんだから…。次の日から4日間は歩くのが辛かった…。

今回やってみて思い知ったのは、舞台探訪の先達の業績が、いかに偉大であるか、ということです。

俺のような観光地巡りでなく、名も無いスポットを見つけるには、根気と体力に加えて、劇中のシーンをしっかり記憶しておくことが要求されます。でないと、そこを通っても気付けないんです。 俺は、事前にアニメを見なおし、著名スポットや特徴的な景色をピックアップして、地図で調べたり、画像を取り込んで携帯電話に入れておいて、実際の景色と見比べたり…ということをやっていましたが。 他の皆さんは、たまたま行き当たったところでも、ちらりと登場しただけのシーンの舞台を、見逃さずに捕らえてるんですよねー。俺には無理だ…。

そうは言っても、今回の舞台訪問はとても楽しかったです。山下公園の水の階段や汽車道などは、生で見るのが初めてだったもんで、劇中シーンの再現にすっかり興奮してしまいました。 また、景色を探して歩き回っていると、アニメとは無関係に、なかなか面白い景色が見られるものです。 足を痛めたことも、撮影中に職務質問された(黄金橋にて。工事中の橋なんかを、行ったり来たりしながら写真撮りまくってたら、そりゃあ怪しいわな(^^;)ことも、今となっては良い思い出です。

皆さんも、絶対少年ファンなら是非やってみて下さい。そして、俺の代わりにトンネルや「ときみや」や歩の実家を探し当て、俺にも教えてください(爆) 俺自身は、これにて舞台訪問を終えたいと思いま

―――「逃げるな。最後まで関わりぬけ」06_12

か、勘弁してー!!(´Д`;)

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2005年10月15日 (土)

『絶対少年』横浜編・舞台訪問 ~(4)野毛小路&大岡川

今朝の絶対少年も面白かったなあ…。みんなガンバレ…。

さて、最後にご紹介する訪問地は、野毛地区周辺。おそらくは、希紗やりえぞー達の地元です。

野毛小路

桜木町駅前のブリーズベイホテルから、ここまで、野毛町の中央を南北に(ちょっと曲がって)貫く、飲食・商店街です。野毛町には、他にも縦横に多数の通りがあり、一帯全体が飲食店街になっています。なんでも、戦後の闇市が起源だとか。

14_02

野毛小路の南端の入り口にあるゲートを見上げたところです。同じゲートが交差点ごとにいくつかあります。

で、ここから北側の方を見ると、桜木町方面から、学校帰りのりえぞーがやってきます。

14_02

14_02

見てください、この再現度の高さを!動かせる物以外、ほとんど全ての要素が、そっくりそのまま背景美術の中に見つけられます。って、動くはずのバイクまで全く同じ場所にあるし!偶然なんでしょうが、思わず笑っちゃいました。この2点の写真については、クリックすると、いつもよりもっと大きなサイズの画像が見られます。バイクがどこにあるか、ぜひご覧ください。

それにしても…見れば見るほど、なんて緻密な美術であることか

14_02

むむ…右手の「理容」が大きく、しかし奥の「野毛小路」ゲートは小さく撮れてますね。これ、さっきの2点の写真についてもそうなってるんですが…使用されたカメラのレンズの差かと思われます。スナップ写真用の俺のデジカメよりも、倍率が高いレンズでもっと遠くから撮れば、望遠圧縮の効果で、奥の物がもうちょっと近付いて見えるのではないかと。あまりカメラに詳しくないので良く分かりませんけど。

絵で見ても写真で見ても、ちょっと寂れた感じのありふれた商店街に思えるでしょうが、実はここも観光地。むしろ寂れてきたからこその街興し、という事なんですが、この辺りは毎年春に開催されるイベント「野毛大道芸」の舞台(文字通り!)なんです。野毛小路と交わる野毛本通りを中心に、道路を封鎖して、大はジャグリングアクロバット、小は辻占い将棋の多面指しまで、そこら中で何組もの大道芸人がその技を披露します。芸人さんだけでなく、路地を一本入れば、露天画廊や蚤の市に出店屋台、モク返し(=伝助賭博)まで(汗)が現れ、狭い道に人が溢れて混沌とした熱気に包まれます。

1986年から始って(当時は春と秋の年2回)、その後、芸人の数や観客数も拡大、場所も広がっていき、実はこれまでに紹介したイセザキモールみなとみらい21地区の各所までも、近年からは開催地になっています。1994年春の第28回の記録を参照すると、40ヶ所を超えるスポットで、2日間で計83組の芸人が出演し、観客動員数は128万人!! そりゃあもう、スゴイ人出ですよ。どの芸人さんをどこで観るのか、事前に下調べして行かないとひどい目に遭う、横浜最大のイベントと言って良いでしょう。

次は、ちょっと離れますが…かつてアゴヒゲアザラシのタマちゃんも現れた、大岡川に行ってみます。

大岡川・黄金橋

「こがねばし」です。希紗と成基が会うこと多し。

15_11

街灯と柵の形を確かめると、大岡川の橋では、この黄金橋が一番似ているのですが…こうして見ると、どうも細部が随分違いますね。

美術の方で、二人のちょうど後ろに描かれているビルについては、黄金橋を反対岸から見たときに、そっくりの形のビルがあるんですけど、

15_11

折り悪く、橋の上流サイドが工事中で、橋の様子がさっぱり見えません(T_T)。

それから、美術には、道を進んだ先の遠景に、グランドインターコンチネンタルとコスモクロックが描かれていますが…実は、みなとみらいは、大岡川の下流の方角にあるため、大岡川に架かっているどの橋であろうと、この方向には見えません(^^;。

なんだか、どんどん自信が無くなってきますが…しかし、ここが大岡川であることはほぼ間違いないでしょう。と言うのも、次のスポットをご覧下さい。

大岡川・プロムナード(末吉橋~太田橋間)

やはり二人が会う場所で、希紗が成基にブンちゃんを見せるところです。

14_09

桜の木の葉が茂ってすっかり視界を塞いじゃってますが、柵の特徴的な形がわかると思います。間違いなく、そのものでしょう? ここでなら、見えないものを見ることが出来そうな気がしてくるじゃないですか。グランドインターコンチネンタルの蜃気楼とか(ぉ

※2005/10/27 追記  橋とプロムナードについて、大岡川の別の場所であるとの指摘を受けました。改めて調べたところ、そちらが正解だと分かりましたので、この後の『絶対少年』横浜編・舞台訪問 ~(5)大岡川の訂正をご覧下さい。

実はここも観光地なんですね。上にも書いたとおり、この川の両岸には桜並木がありますが、ソメイヨシノが6kmにわたって計700本も植わっています! 桜が満開の時期ともなるとそれは壮観で、川面まで張り出した枝から舞い落ちた桜の花びらが川面を埋めて非常に綺麗です。この遊歩道や橋の上に見物客が詰めかけ、川をゆく遊覧船も出て、大盛況となります。

劇中は冬なわけですが…春の様子が描かれたら良いなあ

  ******  

以上で、撮影できた舞台はおしまいです。読んでくださった皆さん、お疲れさまです。

次回は、まとめに併せて、撮影できなかった舞台についてなど…。

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2005年10月14日 (金)

『絶対少年』横浜編・舞台訪問 ~(3)みなとみらい21

さあ、みなとみらい21地区です! なにやら、アニメの舞台訪問なんだか横浜観光案内なんだかわからなくなってきましたが、気にしないで!(笑)

須河原にならって、海側から行ってみましょう。

……ただし入り口を見るだけ、船には乗りませんでした。お金勿体ないし(爆)

ぷかり桟橋

14_22

みなとみらいの東端に突き出た、「みなとみらい桟橋海上旅客ターミナル」の通称です。2階はレストランになってます。残念ながら改装中か何からしく、周囲を鉄骨が覆っていましたが、他は見事に一緒ですね。なお、対岸に見えている橋は、横浜ベイブリッジです。よく、東京レインボーブリッジと混同されますが、この斜張橋の美しさには敵うまい!(←地元贔屓

シーバスで、このぷかり桟橋と横浜駅、山下公園との間などを行き来できますが…実は一度も使ったことがないのです。観光地を繋ぐ、ほんの短い区間だけなので、交通機関としては魅力がなくて…が、今にして思えば、まさに今回こそ観光目的で使ってみれば良かったのか。

で、桟橋を降りてまずあるのが…

パシフィコ横浜

14_22

となりのビルの展望台とかから見下ろして撮ったなら、簡単に同じアングルになったんでしょうが…余裕がなかったので(時間的にも金銭的にも)、下からの写真でご勘弁(^^;

中央の円形のプラザを囲むようにビルが配置されています。まず特徴的なミカンの房型をしたのが、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル。半月ビルとかスイカビルとも呼ばれますが、実のところ、船の帆をイメージしたんだとか。さらに、右手前が会議センター、正面が横浜国際会議場、左が展示ホール、ここには写っていないけれどアネックスホール、これら全部をまとめてパシフィコ横浜(国際平和会議場)と言います。まさに、世界中から人をまとめて叩き込んで、どんなイベントでもやりやがれ、と言わんばかりの充実ぶり(ぉぃ 1994年、本来ヨーロッパでしか開催されない、FISM世界マジックコンベンションが開催されたのもここでした。自宅から近いもんで、ホテルとか使わず、一週間毎日通ったもんです(←個人的な思い入れ

ここで、アニメでは、グランドインターコンチネンタルとランドマークタワーが並び立つのを、須河原が見上げるシーンになるのですが…距離が離れてるわ他の建物が邪魔になるわで、とてもそんなシーンは実現できませんでした(^^;

CIMG0928

というわけで、ちょっと離れたところから、劇中に何度も登場する、みなとみらいのビル群を一望にしてみます。

こやつらの劇中カットは、山ほど在りすぎるので、適当に好きなのを思い出してください(爆) もとより、大変有名なんで、いまさら紹介するまでも無かろうとも思いますが…

左のでっかいのが、ご存じ横浜ランドマークタワー。1993年竣工、高さ296mの日本一高いビルです。

真ん中の、段々になった3つのビルがクイーンズスクエア横浜A・B・C、その右がパンパシフィックホテル。右端の半月型が、さっきのグランドインターコンチネンタルです。

さて、この写真の中央の鉄橋にご注目。

汽車道

15_09

これは、須河原が美佳姉に呼び止められてるところです。デジカメの望遠性能の問題でサイズがずいぶん違うんですが…後ろに見える風景までずいぶん違うなあ(^^;

13_10

そして、さらに重要なイベント、りえぞーが海から現れた寒色系の光を目撃する場所でもあります! いやあ、この景色がそのまんま見られるとは感激!

汽車道というのは、その名の通り、かつての貨物運搬線:臨港線鉄道の跡地を利用した道です。板を敷き詰めたところに、二本のレールが埋まっているのが微かに見えるでしょうか? 鉄橋も、ごついトラス構造になってますね。

なお、背景に観覧車があります(劇中シーンに比べると、ずいぶん右に動いてますが(^^;)。これが「よこはまコスモワールド」にある大観覧車、須河原も乗ったコスモクロックです。この日は別に止まったりしないで、正常に回ってました(ぉぃ なんで「クロック」なのかというと、支柱60本についたイルミネーションが、順番に点灯する秒針になっており、中央には巨大なデジタル表示板で時刻表示もあるので、本当に時計として使えるのです。

13_11

手すり越しに海面を見てみます。…今日は何もいませんね(笑) 女子高生なら大勢歩いてたんですが(^^;

13_11

現れた寒色系の光たちを追って、りえぞーは桜木町駅方面へ(※女性含めてひっきりなしに通行人がいるのに、こんな低い視点からの写真が撮れるもんかー!!(^^;)

JR根岸線・桜木町ガード下

そして、寒色系の光たちが、暖色系の光に群がっているのを目撃します。

13_12

桜木町近くで、このような高架+針金のフェンス、という風景がここぐらいだったので、ここだと思うんですが。しかし、パチンコの立て看板が無いのはともかく、高架の向こう側は壁があって見通せないし、植え込みの代わりに自転車置き場になってるし、暖色系の光がイジメられてもいないし(ぉ

CIMG0926

また劇中では、道路を挟んだフェンスの反対側(次郎さんが立っていた方)には、住宅地が広がっていましたが、こちらにあるのは駐車場。そもそもみなとみらい地区なんで、民家など無く、たくさんの高層ビルがあるばかりです。

実は、よく見ると、高架の上部の形も違ってるし…。やっぱり、ここは違うのかなあ。

ところで、このガード下ですが、反対側に回り込みますと…。

15_20

桜木町ガード下名物のグラフィティアートです。次郎さんの「TRUST YOURSELF」も描かれていたスポットですが、基本は無許可のラクガキ、すでに上に他のが描かれちゃったらしく見つかりませんでした(笑)

…いや、実は全部見ることが出来なかったのですが。だって、延っっ々ずっと壁画が続くんですもの! このまま横浜駅に着いてしまうのではないか、と思ったぐらいで、途中で諦めて引き返しました…。今調べたところ、1.2kmあるそうです!

なお、劇中では、左側に見える柱に魚の絵が小さく描かれていましたけれど、実際に見ると、柱も壁面同様のキャンバスになっていて、小さな魚がポツンと存在するのは無理っぽいです(^^;

いよいよ舞台訪問も終わりが近付いてきました。次回は野毛小路&大岡川です。

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2005年10月13日 (木)

『絶対少年』横浜編・舞台訪問 ~(2)神奈川県庁&イセザキモール

「県庁前」交差点

13_02

13話で信号機異常が、15話で集団自動車故障?が発生していた交差点ですが…周囲の建物や歩道の様子など、結構違っています。そもそも上下2車線ずつ描いてありますが、実際には上下1車線+右折待ち1車線の計3つですからね。別な交差点だったのかしら…

13_02

そもそも「県庁前」交差点だと判断したのは、これらの交差点名標識があったからなんですが…

CIMG0829 あった標識は、英字表記が「Kencho Mae」ではなく「Pref. office」なんです。また、上の左に載せた(#13 02'04)信号機無し・交差点名標識のみの物が、ちょっと見つからず…。

きっと、事故が相次いでから、厄落としか何かで、いろいろと作り替えたのでしょう(ぉ

13_02

それから、一部分だけ映るこの建物は、交差点の西側の角にある、開港記念会館です。しかし、交差点のどこから撮っても、おなじアングルになりゃしません。歩道ではなく、車道の車中からの視点なのでしょうか?

CIMG0809なお、全景はこんな建物です。

開港記念会館は、1918年に開館した、ネオ・ルネッサンス様式の洋館…なんだそうです。国の重要文化財に指定されています。

現在は横浜市中区の公会堂となっています。「ジャック」の愛称で呼ばれます。

いっぽう、「キング」の愛称で呼ばれているのが、やはり劇中に登場した、神奈川県庁

「県庁前」交差点ですから、当然ここにあります。ちょうどこの開港記念会館の斜向かいなんですけど…。

正門が、この交差点から見えない、裏側にあるため、場所を移動しなければなりません(^^;








神奈川県庁

CIMG0820 はい、こちらが「キング」です。

1928年に建造、西欧建築に日本趣味を取り入れており、屋上部分は五重塔をイメージしています…おお、言われてみれば(←いま調べてるのが丸わかり)。

13_02

ううむ、すごい…。「どちらも写真だ」と言われたら、誰が疑うでしょうか?

なお、劇中は冬で葉がありませんが、今はこんもり茂って視界を塞いでいます。…と言っても、劇中で登場する他の景色、結構葉が茂ってることが多いんですけど(^^; 他の場所、常緑樹だったかなあ…?

13_01

最初の写真、右側の門柱にある表札…と言うのかしら、こういうのも。

なお、「ジャック」開港記念会館、「キング」神奈川県庁と来て、「クイーン」が横浜税関でして。緑色のドームが付いた、モスク風の塔のある、これまた特徴的な建物なんですが…はて、劇中で登場してましたっけ。覚えがないなあ。

登場していないと言えば―――ここからほんの数ブロック先に、もっと有名なスポットとして、横浜スタジアムや中華街もあるんですが、出ませんねー。スタジアムは、版権上の問題とかあるのでしょうか? 中華街は…装飾が凄すぎて描くのが大変なんでしょうか(^^;

さて、県庁前から、JR関内駅方向に線路の反対側に行くと、いくつか商店街があります。その中でも有名なのが、↓ここ。

イセザキモール

伊勢佐木町商店街のころから数えると、19世紀の開国直後から…という、新興都市横浜にあっては最も歴史があるところですが、常に設備が新しく洒落た雰囲気です。最近だと、「カレーミュージアム」があるので有名でしょうか。ミュージシャン「ゆず」も、ここの路上ライブから人気になりました。いつぞやのNHK紅白歌合戦で、イセザキモールの松坂屋前からライブ中継してましたねー。

しかし、とりあえず劇中で登場したのは、商店街入り口のゲートです。

13_07

劇中だと、上からクリスマス・シーズン用の垂れ幕が懸かっていますが、ここには帆船の模型が吊り下がったり、いろいろ変わります。

全景もお見せしましょう。

CIMG0837

おそらく、横浜のシンボルである「ベイブリッジ」を模しているのでしょう、斜張橋型のゲートです。左側の写真、左下隅の方に、上の劇中写真でも写っている少女のブロンズ像も見えますね。

さて、右側の写真で、イセザキモールの外の方が見えています。小さくて分かり難いのですが、車道を挟んで、橋があります。この下を走る、首都高速横羽線を越えるものです。さらに先には、JR根岸線が通る、青く塗られた鉄橋も見えます。これらも劇中に登場しているので、近寄ってみます。

13_08

りえぞーは、この橋(名前を調べ損ねた…)のたもとにある、塀の上に座って希紗を待っていました。が! よく見ると、ここ本当は歩道が無くて、直に車道に接しています! 待ち合わせするには危なすぎますってー!(笑)

CIMG0846 で、橋の上から鉄橋を見ると、こんな感じ。

近付いて、劇中のシーンを再現してみます。

13_08

…幾ら試しても再現できません。横断歩道を、なんども信号待ちして、向こうへ渡っては近すぎ、引き返してみては角度が取れず…かろうじて似通ったのがこのショット。いったいどっから撮ればこのアングルに…。やはり車道上の車中からの撮影なのかしら?

気を取り直して、もういちどイセザキモールの中に戻ります。

13_06

モールに点在する、立木を丸く囲むベンチ。故障したクレーンゲームでぬいぐるみを穫ったりえぞー達が、ここに座ってました。いつ行っても、誰かしら座っているベンチで(たいてい年輩の方ばかり)、その人たちの顔を正面から撮影しないとレイアウトを一致させられないもんですから、それは諦めました(^^;

なお、オカカ婆は見つけられませんでした。チッ。

さて、次回は、事件の中心、みなとみらい21地区ですよー。

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2005年10月12日 (水)

『絶対少年』横浜編・舞台訪問 ~(1)山下公園

劇中でも言われているとおり、「横浜編」は、横浜みなとみらい地区を中心とした地域が舞台です。とりあえず今回の探索地は、この地図の範囲。ここらへんは特に、13話から15話までのシーンで登場します。

東の山下公園から、県庁前交差点、イセザキモールみなとみらい21地区、野毛小路大岡川までとなります。

まずは山下公園から…

山下公園「水の階段」

13話冒頭などで、希紗が日中座り続けている場所です。たまに成基も来ます。

CIMG0981 山下公園の東の端にあります。

実は、のっけから、この場所を探すのにスゴく苦労してしまいました…。子供の頃から何度も山下公園には行っているのに、こんなオブジェ観たことなかったんだもの!

13_02

この魚?の顔は、一番下の部分にあります。

なお、アニメの画像には、そのシーンが出る話数と、時間(分’秒)を、いずれかの隅に記しておきますので、参考にしてください。…どれが実写でどれがアニメの背景美術なのかも、判らなくなりがちですし(笑)

それから、ココログのレイアウトの都合上、横幅に制限があるので、2つ並べた画像はどうしても縮小されてしまいます。それらはクリックすると、すこしだけ大き目な画像が見られますので、どうぞ。

ここから左右に回り込んで、階段で二層目にのぼると、

CIMG0960 下方向に向けて流れる水路があります。水が湧き出て、さっきの魚の顔の上へ流れ落ちるわけです。湧いているところをアップにすると…↓このシーン。

13_02

CIMG0959 さて、二層目から上方向を見ると、劇中で恋人達が集まっていた階段です。

13_05

CIMG0968

階段の中央にあるのは、水が流れる水路なんですね。さらに上の段にも、すこし違う意匠の水路があります。

CIMG0971

そして、最上段に着くと、ストーンヘンジのごとく、石柱というか壁が環状にぐるっと取り囲んだ広場になっています。

いくつかの壁の穴は、そのまま通り抜けられるのが判りますか? 海側の左方向へ抜けてみると…

13_03

壁の表側は窪んでいて、ベンチになっています。希紗が座っていたところですね。壁の外側をコンクリートの通路がぐるっと囲んでいます。

さっきの魚の顔のオブジェから、この希紗のベンチまでは、以上のような位置関係にあるわけです。

13_03

正面から撮ってみました。ベンチに置いたリュックサックを見てわかるでしょうか? ここは劇中の描写に比べるとかなり狭いです。ベンチのある窪みの幅は1m数十cm、3人並んで座ったらぎゅうぎゅうでしょう。高さも2m強ぐらいでした。
また、通路を囲む芝生が、膝ぐらいの高さまである壇になっていて、足元の視界を塞いでいます。舳先型のコンクリートの飾りも、もっと間隔が広く、写真の端にギリギリで写っています。
………さすが工作が得意な希紗、随分リフォームしたようです(ぇえー

なお、このベンチから、いちおう海は見えますが、フェンスやクレーンばかりで、かろうじて隙間から海面が見える程度でした。それより、撮影時は、蚊が多くて参りました(笑)。

山下公園・海際

CIMG0823マッキーが、たびたび人を呼び出したり、たびたび立ち聞きされたりするスポットです(笑)

山下公園は、1930年の開園。なんでも、「日本最初の海岸公園」だとか。地図を見ても、海に沿って、やたら横長の公園なのがわかると思います(まあ細長い公園って、他にも結構ありますけど)。

15_13

北西方向に、みなとみらいのビル群が大きく見えます。

15_13

海側の手すりはこんな感じ。天気が悪かったので、対岸の様子は全然わかりませんね…。

15_05

ベンチのある道の後ろ側は芝生が広がっています。

15_21

氷川丸です。日本郵船の社船として1930年に竣工、戦時中は病院船、戦後は太平洋を横断する客船でしたが、引退して1961年からここに係留され、中を見学できるようになっています。結婚式場とかにも使えるそうです。

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山下公園のすぐ裏にある、マリンタワー。同じレイアウトで撮れる場所を探すのが面倒だったので、これで勘弁(^^;
高さ106mの世界一高い灯台です。展望台もありますが…今となっては、展望台としては100メートルって中途半端(以下略

次回は、県庁前交差点とイセザキモールをまとめてお送りします。

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『絶対少年』横浜編・舞台訪問 ~プロローグ

電網の皆さん、初めまして。ペリーと言います。

このたびブログを始めた理由はひとつ、NHK衛星第2放送、毎土曜日8:06~8:31に放送中の、アニメ『絶対少年』にあります。

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不思議な“何か”と触れ合った少年達をリアルに描き、予測がつかないストーリー展開、まさに現在の世の中の空気感を反映させた生の話し言葉による会話劇、そして本当に緻密な背景美術によって、絵空事と思えない説得力でミステリーを見せてくれるところが面白いです。

その絶対少年、第13話から舞台が横浜に

俺は横浜在住なんですが、見覚えのある場所ばかり登場して、すっかり嬉しくなり、「あそこの近所のどこかに、この場所が現実に存在しているに違いない!」とか思うようになりました。

アニメの舞台探訪(あるいは聖地巡礼)が流行していますが、『絶対少年』も、すでに「田菜編」のモデルの丹那は、幾人もの探索者の方々によって、劇中のスポットが紹介されています。

『舞台探訪アーカイブ』

『絶対少年』の舞台探訪

と、いうわけで…俺も、横浜編の舞台に行ってみました!

ふつう舞台探訪と言うと、おおざっぱな情報を基に、ひたすら歩き回って同じ景色を探し当てる、根気と体力が要求される難事業ですが……幸い、横浜編で登場するスポットは、観光ガイドにも載っているような著名な場所ばかり(笑)。探さずに行くだけでOKです。

中には、ごく当たり前の民家などを写したシーンなどもあり、こちらは途端に難易度が上がりますが(なにしろ350万人住んでますから)、そういうのはほぼ全てスルーして(笑)、根性無しの初心者にも易しい、観光スポット巡りコースにしました。ご覧になる方も、いまいち有り難みに欠けるかとは思いますが…まあそこはそれ。

これから何日か集中的に、いくつかのスポットごとに、『絶対少年』のカットを再現する写真をお届けしようと思います。

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