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2005年10月27日 (木)

『絶対少年』横浜編・舞台訪問 ~(5)大岡川の訂正

エピローグまで付けちゃった後ですが…。

「(4)野毛小路&大岡川」編のへコメントにて、「横浜散歩人・・・昔。」さんから、

》 黄金橋と推測されているのは都橋と思われます。

とのご指摘を受けました。実は、都橋をきちんと観ていなかったもので、大慌てで再訪問して参りました。

言い訳しちゃいますと、都橋は遠目に見たときに、

  • 街灯のグローブ(電球傘)部分が、劇中と違って四角くない
  • 欄干に、巨大な柱とオブジェがある
  • 柵や街灯の柱が、一本ではなく、細めの複数の柱を並べた、凝った意匠である
  • 柵が一直線ではなく、蛇行しており、その横にはみ出た部分に街灯が立っている

と、ずいぶん違ったもんで、細かく観なかったんですが…

大岡川・都橋

15_11

この位置で見ればそっくり! 欄干の柱とオブジェは両端にしか無かったので写らないし、グローブが四角くないというのは俺の勘違い。正立方体の八つ角を斜めに切り落とした、八角形をしていたので、この方向から観れば殆ど四角です。その他の違っている部分も、ほとんど気になりません。

なにより、黄金橋よりも大きい曲率で反っているため、劇中シーンのような、山なりになった歩道を見ることが出来ます。

また、ご指摘にもあったのですが、後ろの建物の幾つか、特徴的なものが、そのまま描かれています。例によって奥側は位置がずれてしまって(意図的にずらされてもいる)わかりづらいので、番号を振ってみました。

  • (1)灰色の天井で、二層になって横長に伸びてる建物
  • (2)ベージュ色の、のっぺりした壁面の小さな真四角の建物(←交番です)
  • (3)機械室が上に突き出て、交差点に面した角が45度切り取られた白いビル

CIMG1047 (3)については、上の写真のアングルではほとんど写っていません。もっと後ろから撮った、右の写真をご覧下さい。

左右を反転させてやれば、ぴったり同じ形のビルになるのがわかるでしょう。

さらに(1)は、他のシーンでも登場する、かなり特徴的な建物です。これを知らなかったのが俺の間違いの原因だったのですが、ここもけっこう著名なスポットだったのです。

CIMG1061都橋商店街

前にも書いた通り、野毛の一帯の商店街は戦後の闇市が起源なんだそうですが、この都橋商店街はその頃の名残を色濃く残した場所。2階建ての建物が、川の護岸にそのまま張り出して、小さな店舗がびっしりと長屋のように詰まっています。

橋の中央で待ち合わせる、希紗と成基のシーン↓。上流側に都橋商店街が見えます。…奥行きの感じが違いすぎる…広角レンズでも使えばいいのかしら。

15_12

劇中では暗い色で描かれていてあまり目立っていませんが、確かに、川のカーブに沿って先の方まで垂直にそびえ立つ2層の建物は、都橋商店街そのものです。

実際の都橋商店街を見ると、確かに店の扉がある奥の方は薄暗いのですが、表の緑の柵、無数に並んだ看板などで、雑然とした色彩に溢れ、それが川面から高いところに張り出しているもんだから、圧倒されそうな威容を示しています。この辺りのランドマークになっているというのも頷けます。

さらにご指摘があったのが、大岡川プロムナード。末吉橋~太田橋間である、と俺は思ったのですが、先程の都橋を撮った場所から、ほんの少し左のところに、もっと似通った光景が見られるのです。

大岡川・プロムナード(都橋~宮川橋間)

14_09

対岸に都橋商店街が見えているばかりか、電柱左側の張り紙、車道際の植え込みまでばっちり同じですよ!

いやはや、これだけ一致すれば、黄金橋は間違い都橋が正解であるのは明らかですね。 本当に、ご指摘ありがとうございました!

しかし…希紗に成基よ。こんな、狭い上に人通りのあるところじゃなく、すぐ後ろにある福富町西公園で話せ!(笑)

おまけ

エピローグで紹介した、見つからなかったスポットについて。探索中に見つけた、一番似ている光景です。

13_14

ここで撮りました。トンネルじゃなくて、ガード下ですので、もちろん上にあがる道なんかありません。しかも天井に明かりが無いし、ガードレールどころか二車線分ないし、高さ制限2.0mって狭すぎ…。

14_06

野毛町の一角にあった、洋食屋じゃなく、ジャズ喫茶です。赤い幌屋根の他は、ガラス窓の入った木のドアと窓との配置、一部にレンガが使われてるところなんかが似ています…? 一番似てはいたけれど、同じところを探す方が難しい有り様ですね(笑)

引き続き、これらのスポットのモデルについて、情報をお待ちしております。

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コメント

都橋確認に行かれたんですね。
間違いでなくてよかったです。

トンネルについてですが、お巡りさんにも質問されたようですが、
私も横浜の中心部近辺(中心とは関内・伊勢佐木町付近と私は考えています)
にはないと思います。

ただ、この近辺で若干似ているのは、
元町から本牧に抜ける山手トンネルを本牧側から見ると少し似ているかなと思います。
下のURLが地図です。

http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.38.58.8N35.25.53.7&ZM=11

山手トンネルは2本並んでますが海側の方です。
画質が悪いですが、写真をアップしておきます。

http://49uper.com:8080/html/img-s/92043.jpg

右側の写真が海側のトンネルです。入口付近は四角く見えますが、
トンネル自体は普通の丸い形のものです。
ですからお探しのものとは違うかとは思います。

左側の写真にあるアーチ上の陸橋は
山手トンネルの陸側のトンネルの手前にある桜道橋という橋ですが、
この欄干の部分を海側のトンネルの上の欄干に移植すると少しは似るかなと考えました。
いずれにしてもトンネルは丸いし、左側の坂の部分もダメですね。、
あまりにも違いすぎますものね。

最後に、お探しのトンネルの画像を見ると、手前の崖の石組みが明治期あたりの、
横浜ではブラフ積みと呼ばれるようなものにも見え、
それとは対照的にトンネルは高速道路によくある比較的新しい四角い形のもので、
何かアンバランスなものを感じます。
つまり、私にはいくつかの画像を合成したように思えます。
直感的には、六本木あたりにいくつかある人の歩ける側道付きの四角いトンネルを
横浜の風景の中に移植したように見えてしまいました。

前の記事を読んだときから気になっていたもので、
ついムキになって書いてしまいました。
あまり意味のないことを長く書いてしまい申し訳ありませんでした。
それでは失礼します。

投稿: 横浜散歩人・・・昔 | 2005年10月27日 (木) 20時31分

どうも、ペリーです。横浜散歩人さん、早速のコメントありがとうございます。都橋を訪問して、ご指摘の通りであることを確認できました!

そしてトンネルの情報についてもありがとうございます。ブラフ積みって言うんですか! さすが見るところが違う…。
山手トンネルについても、違うところはいろいろあるようですが、右側にガードレール付きの歩道があるというのが気になります。中に入ったところに、劇中にあったような一段上がったスペースがあれば、ここで正解かも。
しかし、山手トンネルは、当初予測していたロケーションからかなり外れています。物語のもう一つの舞台と予測される、山手駅に近くなったので、アニメーションの美術スタッフがここを見た可能性も充分考えられるのですが、これは捜索範囲が格段に広げて考えなければならないようです。
それどころか、「六本木あたりの測道付きトンネル」という説の方が正しければ、もはや俺の手には負えない(^^;

とりあえず、次の機会があれば、山手周辺を探索してみるとしましょう!

投稿: ペリー | 2005年10月27日 (木) 21時26分

トンネルはたぶん違うと思いますが、
探索がんばってください。

ペリーさんが無駄足を踏むといけないので
ちょっと気になったので書かせていただきます。

>中に入ったところに、劇中にあったような一段上がったスペースがあれば

私はアニメを見ていないので、
この表現が正確にはどのような意味かわかりませんが、

山手トンネルの歩道の部分は車道よりは高くなってはいます。
ただ、その歩道に歩道よりさらに高い部分があるという意味ならばないと思います。

それでは失礼します。

投稿: | 2005年10月27日 (木) 23時10分

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