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2006年1月31日 (火)

【イベントレポート】創聖のアクエリオン『神話的合体新年会』・第一部(前編)

■注意■

以降に書きます、出演者の発言は、俺のメモと記憶に依るものであり、正確さを欠きます。主旨はともかく、細かいニュアンスや語句は間違っているものとお考え下さい。特に、発言者が誰であったかの記憶がかなり曖昧なので(記録するのを忘れていました…)、お含み置き下さい。

なお、【 】 のカッコを、会場の反応として記します。【笑】は「会場、笑い」【拍手】は「会場より拍手」ってことです。

あと…すっげ長くなってしまいましたので、ご了承下さい(^^;

=== ppp! ===

さて、さっそくイベント本編です。もーボルテージが上がりまくっているので、何言っても会場大爆笑、という状況(^^;

まずは出演者の挨拶が済み。新年会だから乾杯の音頭を…となったんですが、超満員の観客席では、まだ飲み物が来ていないお客さんが多数。後回し、ということで先に進みます。

イベントは、1部・名場面集/2部・裏流出映像/3部・司令の特訓コーナー&プレゼント と進行するとのこと。

第1部、名場面集は、スタッフが事前にセレクトした、各話数から数分ずつ編集された映像が順にスクリーンに映し出されて、これに皆さんがコメントしていきます。

■第4話「はだしの戦士」より 四つん這いソーラーアクエリオン

いきなり4話でこんな格好悪いロボットが出るのは、2万円のおもちゃを売ろうというのに、マズイのではないか、という話があったそうです。

里吉プロデューサ(以下、sato4)「会社(バンダイ)には黙ってました」【笑】

河森監督(以下、)「忍者がよくやる、濡れた半紙の上を、破れないように歩く、というのをやろうとしたんですが。実験すると破れないんですよ、誰がやっても」【笑】

■第6話「想い彼方へ」より 無限拳(月面パンチ)

無限拳が放映の前に発表されないよう、情報を押さえていたそうです。

寺島さん(以下、)「アフレコでは線画なので、こんなにクネクネ曲がるとは思わなかった。気持ち悪い」【笑】

この回にあった、ハートを矢で射抜くというエピソードについても。

「ここまでベタなネタをきちんとやれて良かった」

杉田さん(以下、)「(恥ずかしくて)小林さんの方を見れなかったもの」【笑】

「どんだけリンクしてんですか」【笑】

小林さん(以下、)「こんな人信じられない、って」【笑】

「それは杉田さんが?」【笑】「違います!」

「(杉田さんと小林さんの席の)間にグレン(風間さん)が入ってるってのが切ないですね」【笑】

パンチが突き刺さった月面のクレーターに、アポロ宇宙船の着陸船があるのですが、そのアポロ宇宙船は、河森監督のこだわりでリテイクされたとか。

4話に出てくるアリも、これは河森監督が自分の手で描き直したんですって。そういうの好きなんですなあ。

河森監督の話だと、足跡からの情報を、不動司令よりももっと読める人が本当にいて、身長・体重・年齢・性別・お腹の空き具合・今何を感じているか、までわかるんだとか。

インドでは、脈をはかるだけで、その人の健康状態や過去の病歴まで言い当てる人が居て、河森監督も診て貰って驚いたとのこと。

そんな超人たちのエピソードをまとめたのが不動司令なのだそうです。

無限拳についても、多くの昔から伝わる武術には、「月に届くぐらい遠くへ意識を向けなければパンチは効かない」という原理が本当にあるのだと。立つ時、地面に根を生やすように、という第4話の教訓も、同様に武術にある原理なんだそうです。

「無限パンチはいつから考えていたんですか?」

「かなり初期から考えていたけど、ただ伸びるとかっこ悪いので、何か無いかと考えていたんです。で、マクロスゼロに出る『鳥の人』が羽を伸ばすとき、バババと広がるのを観て、これは使える、と」

sato4「なかなか決定しなかったので、超合金に無限パンチが付かなかったんです」【笑】

無限拳の伸びた腕は、どっから物質が出てるんでしょうか、という日笠山さんの質問に、監督が説明するには、

アクエリオンは本体が亜空間にあり、その一部が現れている。亜空間から質量が来て、クローンや細胞分裂のように増えている。その一つ一つに、重力コントロールユニットがついているので、全体が浮いている。

とのこと。ここら辺は、『創聖のアクエリオン コンプリート』(メディアファクトリー)に収録された、「Dr.九曜の解説ファイル」にもいろいろ書いてありますね。

「ネットを見てると、いろんな人から「武器無いの?」「ビーム無いの?」とか言われてて。無限パンチが来るまでは『今に見てろ!』と【爆笑】 今回は人間の能力の延長という前提なので。最初にタマ撃っちゃうとガンダムになるんでね」【笑】

声優の皆さんに、無限拳を初めて観たときの感想を求められて、

風間さん(以下、)「カプセル入って意識がなかったんで、知らなかったんですけど」【笑】

「ダルシムよりよく伸びるなあと【笑】 あと、なんとかロボット大戦に出たときに恐ろしい性能になるんじゃないかなあ、と密かに期待しています」

「バンダイさんどうなんですか?」【「出ないんですかー?」】

sato4「ないしょです。僕は出したいです」【拍手】

「今度は出ますよねえグレン?」【笑】

「すっごいショックだったんですよ。アクエリオンのゲームのCM見ながら『…演ってない……聞いてないぞ』って」【爆笑】

■第11話「水底のしあわせ」より 麗花の気持ち悪くなる合体

「小林さんずっと真剣にやっててくれてたんですが、終わったあと駆け寄って来て『お、おかしすぎる麗花!不幸すぎ!』って」【笑】

「笑い堪えるのがすごい大変で【笑】 でもオンエア見たときには、麗花と友達になりたくないって思いました」【笑】

「これは、シナリオからコンテ(になるまでの過程)で暴走した例ですよね」

「司令が机を殴るとき(打ち合わせで)『(机の板を)抜いちゃいましょうか?』『…抜いちゃいましょう』なんて」

「コンテがあがった段階までは、この合体は普通の合体だったんですよ。でも、コンテチェックの時に、『何か足りない…もやもや(と悶える)…あ!“気持ち悪い”だ!』と」【笑】

必殺技名「不幸最低拳」を表示するアイコンも、デロデロと溶け落ちるイフェクトだったことについて、

「ショックでした、いろいろと。アフレコの時にはなかったので、オンエア観て『救いようがない…』と」【笑】

「オンエア見てビックリすることが多いんだよねえ」

「(不幸を極めて底を抜くというテーマは)禅の言葉とかにある、悟りの極意の話なんですけど。それが、こんなくだらない作りに」【笑】

「基本方針は、一番真面目なネタはバカバカしく、一番バカバカしい時は真剣にやろうと」

―――今回、俺が一番印象に残ったのは、この発言に総括される、各エピソードの元ネタというか、裏に込められたテーマです。バカバカしいエピソードに限って、単なる思いつきなどではなく、河森監督が実際に見聞きした話を基にしているんですね(その真偽はともかくとして)。

岩崎プロデューサ(以下、ザキ)「この話(第11話)って、もともとこういう話じゃなかったですよね」

「設定制作をやってくれた杉原(由美子)さんが、最初は全然違う話で、ペットが侵略してるっていう話だったんです。彼女は面白くて、そこから『ちょっと変えてね』っていうと、毎回全然違う話を書いてくる【笑】 5個6個違う話書いてきて。不幸を使った技を使うという話自体は最初から計画してたんですけど」

■第13話「一万二千年のラブレター」より 「俺の仲間だ」と言い放つアポロ&アクエリオン・ソルナ

「僕も大好きな回です」

「一番下らないことを真剣にやった回ですよね。一万二千年前に出したラブレターを取り返しに来ただけの話【笑】 オマケで侵略してる」

「タイトルだけは企画の当初のころに思いついていて、どんな話にするかはあとから考えたんです」【笑】

「その時に上がったシナリオの最初の言葉を、音楽打ち合わせの時に、管野さんに『一万二千年前に出したラブレターを取り返しに行くような、そんな下らない話があるんですよ』って言ったら、『そうかー!それが良いー!』とか言って」【笑】

「そのノリで、たったの2日か3日で(「創聖のアクエリオン」の)デモテープが。あれは凄かったですね」

アクエリオン・ソルナに乗る、麗花・つぐみ・ピエールの3人組は、シナリオ段階では麗花ではなかった、とのこと。

「いつ変えたのか…ぎりぎり最終稿の段階で変えたのかも。シナリオの最中にも、どんどんメンバーチェンジしてるんで」

ザキ「僕があらすじを書いて、監督にチェックして貰っているんです。で、12話最後で(アポロ・ピエール・シルヴィアが)ファイアーフィストを出しますが、あそこは最初はつぐみが乗っていたんです」

「過去生との出会いがあったにもかかわらず、それを引きずらないのは勿体ないな、ということでコンテで急遽変えたんですよ」

ザキ「でもシナリオに沿ってあらすじ書いちゃったから、一度それでアニメ誌に載っちゃって【えーー】 アポロ・ピエール・つぐみの必殺技も効かない!と書いちゃった」

アクエリオン・ソルナが、前の週の予告映像の中に既に出ていた、という話に。

「予告のソルナに気付いた人は居ます?」

【一人だけ挙手。「違和感があった」とのこと】

「やったー!(笑) これは編集担当の人と賭けしてたんですよ。『絶対気付かれない』『いや俺は気付くヤツがいると思う』と。賭けは勝ったな」【笑】

「コンテのAパートまで書いていたときまでは、まだ手が再生する話だったんです。再生するってのもつまらないなあ、とか思って、コンテを描きながら考えて、『あー!後ろに手があった!』とかって」【笑】

「Bパートに入って、せっかくアポロがこんなにキメたのに、他の人がいつもと同じ技使っちゃマズイよな、でも乗る都合上麗花に活躍させたいし、麗花がソーラーで活躍しちゃうとなんかイメージが違う、1話の時の活躍の雰囲気に合わせたいから、なんとかルナヘッドにしたい、といったことも考えて、いろいろいじってて、思いついた」

「ソルナは13話にしかでてこないのに、おかげで全国の超合金の何個かが壊されたみたいですね」

「作りたいと思いますよ、壊したくはないけど」

【「壊して修理に出したら、直して貰えるんですか?」】

sato4「壊れたのと壊したのとは違うんですよ、大人の世界では」【笑】

【「精密ドライバーで外せます」】

sato4「あんまりやらない方が良い、保証はしません」【笑】

「ソーラーの腕が後ろに残ったままソルナ状態にすることはできます。それなら壊さずに済む」

声優さんたちに、好きなケルビム兵を挙げてもらうことに。

「ケルビムマーズ。」【笑】

「そりゃそうですよね!」「すみません」

「台詞を噛みそうになっていつもヒヤヒヤしてました」

「…えーーーー? 意識不明ですからねー」【笑】

「でもほら、最後に矢尾さん(両翅)と…」

「うん、やっぱり矢尾さんが一番。台本もらったとき、『矢尾さん、倒す!』って【笑】 それで自分も死んでたらねー?」【笑】

「ものすごい妄想見ながら倒してましたよねえ」【笑】

「えーと…マルイの?」【笑】

「それは、重ケルビム、グラーベですね」「かわいいって言って、スタッフ受けは良かったです」

佐藤さん(以下、)「ケルビム兵自体、デザインとかがスタイリッシュで、カッコイイ!」

「亜美さんはあれですよね?」

「グラーベ。」【笑】

「倒しちゃいましたからね」

「アレが一番大好きで。打ち上げの時にスケッチブックに描いて貰ったのが、キョロちゃんになってて」【笑】

ザキ最初は『神話兵』と『神話獣』で、ケルビム兵じゃなかったんですよ」

「これは、ちょっと聞き間違えそうだなあと思って変えたらば、すごい噛みやすい名前になってしまった」【笑】

「クロエとクルト役の朴さんがよく噛んでて、可哀想でしたね」「オペレーター席は大変なんですよね、専門用語多いし」

今度は音楽についての話に。

「この話で使ったピアノインとかは、わざわざ追加で」

「これは録ってきたもらったというよりは、後半用に作った曲が上がったのを聞いて、めちゃカッコイイから、『ちょっとゴメン前倒しだけど使っちゃいますよ』と」

主題歌がかかって熱くなるアニメも、最近はなかなか珍しい、という話に。

「主題歌が、みんななんかこう引いてる、カッコいいけど熱くなく、離れてる曲が多かったけど、ここは敢えて」

「タイトルも『創聖のアクエリオン』ですからね」

「菅野さんが、タイトル決まったー!と言ってきて。なんですかって聞いたら、『創聖のアクエリオン!』まんまじゃないかと。【笑】 すごい嬉しそうに言われたとき、なんて答えて良いか分からなかった」【笑】

ザキ「僕も、『本当にこれ、いいんですか?』って言っちゃった」

「僕、あの曲好きなんですよ、麗花の不幸の回に流れた『鳥になって』」

「あの曲もやっぱり初めの方に上がってて、いつ使おうかいつ使おうかと思って、あのシーン観たときに『ここしかないな』って」

「つぐみの時も泣けたんですよ、『プライド』は」

「あれも、あのために取っておいたんで。他で使うと言われても、『これはまだとっときます』って」【おおーー】

「河森さんは音楽を、ここはこれっていうふうに、結構イメージされてるんで」

「いつも音響監督の三間さんと勝負してて。お互い曲をどこに付けるか考えてて、今日はどっちのヤツで行こう、と。結構楽しいですよね」

フィルムが完成してから、これに音楽が出来上がって付けられるまで、何ヶ月間か間が空くんだそうです。しかし、音楽が付かないとイメージがしづらい、ということで…

「手裏剣は撃ってるし、合体して『気持ちいい!』とか声だけ聞こえてるしで、作画スタッフとかは、『こんなんで大丈夫か?』って心配するんですよ【笑】 『音楽かかれば大丈夫だからっ!』って言っても、ずっと信用して貰えなくて【笑】 試写会でようやく。」

試写会の話に。昨年3月に、銀座のYAMAHAホールという600か700人入るところでやったが、深夜アニメでそこまでの発表会やるのは異例だ、とのこと。

sato4「人が入らなかったらどうしようと思ったんですが、僕とザキさんで『行こうっ!』って。いっぱいうちの会社の人間とか呼んで、席埋めて」

ザキ「でも、結構来ましたよね。DVDに特典で出てますよねあの映像」

「あれ、僕、客席にいるんですよ、よく観ると」

声優さん達に、試写会やいろいろイベントでの思い出を挙げてもらうことに。

キャラホビ2005で行われた、生のドラマイベントは、イベントの2週間ぐらい前に出し物が決まって、監督が数日でシナリオをあげて、ほとんどリハーサルなしで演ったという、突貫工事だったそうな。

「アクエリオンが声優デビューなので、試写会で、自分の声が大きな画面で流れたときには嬉しくて涙が…。寺島君と私で、もう心臓が破れそうだって言って」

「僕ら、アニメデビュー組ですもんね」

「観たくない観たくない!観たいんだけど観たくない、とか言ってました」

「試写会の時は、3話がまだ流れなかったので。寺島君とか裕美さんがドキドキしてるところを、すごい気楽にしてました」【笑】

ここで、そろそろ乾杯が出来そうだ、ということに。始まってから、もう3、40分も経っていますが(^^;

ザキ「今からオープニングです」【笑】

「それはなんか、オープニングが3話から付いたことの?」【爆笑】

寺島さんが乾杯の音頭をとり、またGo Tight! が流れます。会場拍手!

ザキさあ、始まりましたアクエリオン新年会!」【爆笑】

―――と、キリが良いので、また次回(笑)

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