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2006年6月10日 (土)

アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』パソコンケーブルのNGシーン…

月刊アニメージュ7月号の126ページ、編集部員のレビューコーナー『ANIME JAMBOREE』にて、『涼宮ハルヒの憂鬱』の未公開カットが!? この地上絵in3年前の七夕、俺一人が見逃してるだけ、ってわけじゃないですよね…?

それはさておき。

先日の、6話クルーザーNGシーンに対して、ばうさんからコメントを頂きました。今度は10話にNGシーンがあった、とのこと。

俺自身は全く気にしていなかったのですが、せっかくコメントいただきましたので、いざ解説してみようと思います。ばうさん、遅くなってごめん!

問題は、放映第10話「涼宮ハルヒの憂鬱IV」で、ハルヒが収集していた“朝比奈みくる悩殺写真館”をキョンが見咎めるシーンにて…

ハルヒ「何って、写真よ。みくるちゃんの悩殺写真!」

10_0400

モニターを掲げるハルヒ。見づらいですけど、ケーブルにご注目。机の上を横切って、ハルヒの体の左側を通っています。

キョン「んなモノは見りゃわかる!」

10_0402

キョンはモニターを奪い取って、左下方向に下ろします。当然、ケーブルはまだハルヒの左側にあるはずですね。

ここから、画面の一部を切り出した上で、4つの連続写真にします。

ハルヒ「これで世の中不思議メールも~~」

10_0407

机に半ば隠されてますが、モニタは依然キョンの左下。ケーブルは、先ほどの状態から考えると、赤い点線のように机の上を横切っていると想像されます。

10_0408

ハルヒの席の後ろを通るキョン。あっ、このままだと、モニタケーブルがハルヒの胴に巻き付いて緊縛プレイに…(違)

10_0409

ところがハルヒは、椅子ごと前に進んで……あれっ?

10_0410

通り抜けたっ!?ボディ・スルー・ロープ!!(きっと分かる人皆無のネタ)

この描写に対する好意的な解釈として、

「実はケーブルは予想以上に長く、(1)の予想点線とは違って、ケーブルは机の下に落ちて床の上を這っていた。ハルヒはそれを跨いだだけ」

というのを考えたのですが―――(4)にて、ハルヒが座っていた椅子の後ろを、モニタが通っているのがわかるため(3でもわかりますね)ケーブルは椅子も通り抜けていることになります。

キャスター付きの椅子なので、椅子も床を這ったケーブルを乗り越えた、とも考えられるのですけど―――ここで(3)を見て貰うと、この時点でモニタケーブルは、向かって左側の方向に伸びています。もし椅子のキャスターがケーブルを踏んだのなら、ケーブルは椅子の下の方向に伸びてるはずでしょう。

というわけで…絶対的におかしい、とは言い切れないものの、限りなく不自然な描写になっていると言わざるを得ません。ううむ、残念…。

   --- ppp! ---

これって、作業行程のどこで発生したミスなんでしょうね? 絵コンテ(石立太一氏)段階でこれに気付け、というのはムチャな要求に思えますが…その後、誰がチェックする内容なんでしょう。演出? 制作デスク? 難しいですよねえ…。

…っていうか、ばうさん良く気付きましたね(感嘆)。

この話数は、朝倉vs長門の超絶バトルアクション&エフェクトで素晴らしいクオリティを見せており、このような細かい事でケチがついてしまうのは惜しい限りです。

敢えて気にして、修正を行うとなると、このカットの動作自体をまるまる変更しないといけないし…。

いやはや、アニメ作るってのは大変なことです。

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コメント

アニメ12話にもNG?と言えそうなところが。 玄関付近で北高祭実行委員とENOZが話してる所にハルヒが通りかかるシーンに『キョンと友人二人が北高祭について語ってる視点』『ハルヒの後日談視点』の2種類ありますが、下駄箱の高さが視点の違いを考慮してもかなりの差が出てるように見えます。 おまけに、キョン側視点で下駄箱の段数が右5(6?)段/左6段(明らか)に区切られており、どっちの高さも同じになってます。 ハルヒの後日談視点では5段(キョン側視点右側)でした。

投稿: 通りすがり | 2006年6月24日 (土) 09時43分

コメントどうもありがとうございます!
今、問題のカットを確かめましたが…あー、確かに妙です。これまた、よく気付きましたね!
しかし、レイアウト上不自然に思われる部分というのは、これまでにもいくつもありまして。
一番目立ったのは、放映10話「涼宮ハルヒの憂鬱IV」で、朝比奈さん(大)が胸元を正すのを、キョンの頭が隠しているカットでしょうか。両脇の本棚から推測される朝比奈さんの身長がおかしく、どうも床を突き破ってその下に立っていないとならんように思えるのです。
ただ、俺自身が、どう不自然なのかを分かり易く説明する能力がなく、また、どこからがNGで、どこまでが許容範囲なのかの線引きが難しくて、指摘していくとキリが無くなってしまいそうなので、レイアウトが微妙な部分についてはスルーしているってところです。
もっと言うと、正確なパースを算出するための作図技法があって、それで確認すれば良いんですが…はるか昔に概要だけ教わったものの、あまりの複雑さにその場で理解できず終いだったんですわ(汗)
このアニメは、室内での会話劇を盛り上げるため、大胆極まりない(そして非常に難しい)パースに、敢えて挑んでいるところがあるみたいなんで、大目に見ようかな、と…。美術監督の田村せいき氏、各話演出・美術のみなさん、頑張って…!

投稿: ペリー | 2006年6月24日 (土) 10時39分

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さて、前回からこっち有希ちゃん株が急上昇。 ハルヒの強烈ツンデレ攻撃もやり過ごし、特定ジャンルの皆さま(実は私も含まれる(爆))のハートを鷲掴みにしている有希ちゃんでありました。 [続きを読む]

受信: 2006年6月11日 (日) 18時11分

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